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人間の価値
「偉人」なる概念がある。
一方、小学校で習うことには、人間はみな等しく価値のある存在である、と。
これは矛盾してるんじゃなかろうか。
「偉い人と偉くない人がいる」「人間の価値に大小はない」矛盾してます。
どっちかが嘘です。
言うまでもなく、後者が嘘ですね。
しかし、なぜそんな嘘を教えるんでしょうか。
思うに、「人間の価値」には2通りある。
① 特定の誰かにとっての価値
② 社会全体にとっての価値
②には大小がありますけど、①は単純に比べられるものではないです。社会的には一人の犯罪者でも、誰かにとっては、無限の価値を持つ存在かもしれない。
1つの言葉に2つの概念。小学生にこれは難しい。小学生の考えからすれば、普通②です。だからやむなく、嘘を教えるんですね。「人間の価値に大小はない」と言う事で、①のニュアンスを伝えようとしてるんでしょう。「人間の価値」に対する考え方が、②の概念だけで固まってしまわないように。
『ニッポン人が好きな100人の偉人』なる島田紳助の番組を見て、そんなことを考えました。「偉人」というのは、主に②です。テレビでやってた松下幸之助、豊臣秀吉、坂本竜馬あたりも、もちろん②です。①で今僕が思いつくあたりで言えば、サリバン先生や野口英世のお母さんとか。でも彼女たちはあまり「偉人」とは言わないかな? 偉大な人には違いないでしょうが…。
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